活性化自己リンパ球療法は、がんの再発防止・QOLの改善・他の治療との相乗効果に適した免疫療法です。本療法は副作用が少ない治療法です。
活性化自己リンパ球療法は、関根暉琳博士(元国立がんセンター室長)によって開発され、その後肝臓癌に対する活性化リンパ球療法(免疫療法)の再発予防効果を世界で初めて明らかにしました。(2000年LANCET掲載)
活性化自己リンパ球療法は、患者様ご自身のリンパ球を培養し、がんの治療を行う免疫療法です。
患者様ご自身の血液中にあるリンパ球を分離し、培養(活性、増幅させ)、点滴で体内に戻します。このときに用いる活性化した細胞は、ほとんどが活性化Tリンパ球で、約2週間培養し、約100〜1,000倍に活性化増幅させたものです。
Tリンパ球は、癌細胞やウィルスに感染した細胞などの異常細胞を排除する役割を担います。
体外で活性化させたリンパ球を投与するがん治療は、養子免疫療法や活性化リンパ球療法と呼ばれますが、広島大学などいくつかの大学病院において高度先進医療として認められています。しかしながら、このような高度先進医療は、“癌性胸腹水のQOL改善”だけに適応が限定されていることから、治療を希望する癌の患者さん全てが治療を受けられるわけではありません。そのため、私どもをはじめ全国の医療機関では、保険外医療として広く癌の治療用に活性化自己リンパ球を使用しています。 |
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