胃潰瘍、十二指腸潰瘍を長年患ってきた方でも、適切な薬剤治療とピロリ菌の除菌で、潰瘍の再発がなくなり快適な生活が出来るようになった方は、私の経験でも多くいらっしゃいます。潰瘍が見つかって、ピロリ菌がいたら必ず除菌すべきです。費用も保険で支払われます。さらに、「胃MALTリンパ腫」「特発性血小板減少性紫斑病」「早期胃がんに対する内視鏡治療後胃」の方に対しても保険が適応され、除菌の効果も検証されています。
一方で、日本ヘリコバクター学会が消化器内科の治療ガイドラインで、初めて「ピロリ菌感染者は全員除菌すべき」と発表しました。確かにピロリ菌が感染すると、先にも申したように胃を守るバリアが破壊されるため、そのほぼ全員が慢性胃炎になります。この慢性胃炎が癌の発生する母地であるとの報告は過去多数行われています。また、ピロリ菌が癌の発生を増加させるとの報告は海外を中心に多く出されています。一方で、日本国内6000万人のピロリ患者のうち、実際に発症するのは感染者全体から見れば1%未満です。現在の段階では、公的な保険で予防的除菌が適応されることは難しい状況です。
それではどうしたらいいのか。
「ピロリ菌の除菌が胃癌の発生する確率を減らすことは確かなようです。ただ、絶対ではありません。一方、除菌に伴う合併症は少なく、費用負担の問題だけです。」
このことをご理解いただいたうえで、自費にてピロリ菌の除菌を行われるか否かをご判断いただけばよいと思います。 |
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| 「空腹時にお腹が痛い」「香辛料を食べると胃の調子が悪い」などの症状に思い当たる方が、「ピロリ菌が原因では」と相談に見えることが最近多くなりました。しかし、ピロリ菌感染は原因のひとつですので、必ず最初は「内視鏡検査」で胃の病変をチェックしてください。その上で、潰瘍や胃酸分泌の亢進、胃の運動異常による病気を判定し、さらにピロリ菌の正確な検査で除菌の必要性を検討されることをお勧めします。 |
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ピロリ菌が陽性で、内視鏡で潰瘍が見当たらない方は、先ほどの「ピロリ菌はすべて除菌すべきか」で記載したとおり、除菌の効果をご理解いただいたうえで除菌を行ってください。
除菌自体は3種類のお薬を1日2回、1週間服用するだけです。しかし、肝心なことは除菌がきちんと出来たかどうかを2ヶ月以降に確認することです。通常の除菌方法では約30%の方が「除菌不成功」となってしまいます。その際には、他の薬剤の組み合わせもありますので、再除菌を行ってください。 |
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ピロリ菌保有者かどうかの診断には、内視鏡検査の際に胃の組織を採取して顕微鏡で見る方法「病理検査」、組織を化学的に分析して判定する「迅速ウレアーゼ法」、「血液中のピロリ抗体」の測定、「便中ピロリ抗原検出。「尿中ピロリ抗体」の測定、薬剤を飲んでそのピロリ菌による代謝物を吐く息で測定する「尿素呼気テスト」など多くの方法があります。それぞれに特色があり、費用もさまざまですので担当医師とよく相談して検査方法を決める必要があります。 |
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| 適切な胃の治療としてのピロリ菌除菌を、自費の場合出来るだけ低価格で行うために、医師とご相談いただきながら除菌治療を行います。 |
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ピロリ菌検査料金 6,600円〜9,500円 別途消費税
ピロリ菌の保菌者か否かを調べます。医師の問診診察により、検査方法を決めます。
後日来院いただいて検査結果をご説明し、今後の方針をご相談します。
除菌治療 11,200円 別途消費税
ピロリ菌が陽性の場合、ピロリ菌検査の結果をお話した日にお薬をお渡しします。
1週間服用後2ヶ月経過したときに、あらかじめお渡しした便容器に便を採っていただきます。
便は「彩新会健康管理センター」へご持参いただくか、ご郵送ください。後日、医師と面談していただいて、除菌の結果をお話します。もし、除菌不成功の場合には引き続き他の除菌方法(料金別途)を開始いたします。
なお、ピロリ菌の検査方法が便以外の方法で行った場合は、料金が変わりますのでご承知ください。 |
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