海外赴任前予防接種のご案内

なぜワクチン接種を受けるのか

いま多くの方々が、仕事、学業、旅行で世界の国々を訪れています。訪れた先の地域で生活している方々は、その地域に土着している感染症に強くなっていて感染の機会は減少しています。しかし、感染症が非常にうまくコントロールされた日本から訪問する方々には、その地域の疾患に対する免疫が不十分な場合があります。また、日本ではほとんど遭遇しない生命を脅かす感染症が存在する国もあります。
このような感染症のうちのいくつかは、ワクチン接種で感染を防ぐことが出来ます。訪問する現地の状況を確認して、安全な海外生活を送るためにワクチン接種をご検討ください。
このワクチンのご案内は、日本厚生労働省検疫所ホームページ、アメリカCDC(中央疾病情報局)ホームページの内容を一部利用させていただいております。

ワクチン接種を受けるにあたって

予防接種はいつごろ受ければよいでしょうか

理想的には、海外渡航の4~6週間前です。ワクチンの中には数週間の間隔で接種しなければならないものがあります。また、ワクチンはその効果発現までに2~4週間かかります。もしその時間が取れない場合には、一度来院いただいて、医師と予防接種の実施ならびに現地での病気の防止についてご相談ください。

どのようなワクチンを接種する必要があるでしょうか

まずは自分の接種履歴の確認から

まずは日本国内で子供のころから定期接種として行われている予防接種が現在の基準できちんと行われているかを母子手帳などで確認してください。その時代の基準どおりに接種をしていても、麻疹(はしか)のように免疫力が低い世代が知られています。必要であれば、血液検査で免疫があるかどうかが確認できます。また、国際保険機構(WHO)では10代以降で免疫があるか不明な方は出発前に最低1回の麻疹予防接種を受けることを推奨しています。
また、日本では任意接種になっている水痘、A型肝炎、B型肝炎も海外では接種が義務付けられている国もありますので、接種を検討されるか、免疫の状態を検査することをお勧めします。

渡航する地域別に必要なワクチンがあります

訪問する国によって入国に当たり、予防接種を要求する国・地域があります。 アフリカの熱帯地域、南アメリカの熱帯地域の国では入国に際して、黄熱病の予防接種が必須条件となります。また、これらの地域からインドや東南アジアの国々に入国する場合も接種を要求されます。黄熱病の予防接種は地域の検疫所のみで行っておりますので、予め予約をお取りください。
また、サウジアラビアのハッジ(大巡礼)の巡礼の時期に入国される方は髄膜炎(ACW135Y)の接種証明が必要になります。 訪問先に長期滞在する場合や学校への入学条件として予防接種を義務付けている場合があります。 国によっては(アメリカなど)長期滞在や学校への入学の条件として予防接種を義務付けている場合があります。この接種を行っていないと旅行や校内への立ち入りが禁止されます。予め、留学先の学校や渡航先の国の大使館に問い合わせておくとよいでしょう。

自分を感染から守り、また感染を広げないために

渡航される地域でよく発生する病気から身を守るために、また、その国の感染症を他の国に持ち出さないために必要なワクチンがあります。具体的には滞在する地域、期間、季節によって接種を推奨するワクチンは異なります。詳しくは、以下ののホームページに具体的な記載がありますが、以下に当院で接種可能なワクチンで防げる病気とその感染地域を記載してありますので、参考にしてください。
厚生労働省検疫所のFORTH
米国中央疾病情報局CDC

輸入ワクチンの接種について

輸入ワクチンは、日本で認可されたワクチンが入手できない場合またはその供給が非常に悪い場合に、海外で生産されたワクチンを輸入して接種することです。輸入するワクチンは国際的に評価されているワクチンメーカーの製品で、海外では通常接種されている製剤です。ただ、日本の「予防接種健康被害救済制度」の対象となっておりませんので、あくまでもご本人の同意のもとに行います。予めご了承ください。

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